胎児からの伝言 その2
(私たちの男女の発育)


私は胎児です

私は、女の子でした。
胎児が女性になるか男性になるかは、卵子と精子が合体するときに決まります。
合体のことを受精といいます。
卵子と精子の細胞の中に染色体があり、この中に性を決める部分があるんです。

この性を決める染色体には、X染色体とY染色体と呼ばれる2種類があります。
卵子はX染色体しか持っていませんが、
精子にはX染色体を持っているタイプと、
Y染色体を持っているタイプの2種類が存在します。

もし、卵子がX染色体タイプの精子と受精した場合、
卵子のX染色体との合体なので、
性染色体は「XX」となり赤ちゃんは女性として生まれます。


一方、卵子がY染色体と受精した場合、
性染色体は「XY」となり、
この場合赤ちゃんは男性として生まれてきます。




私たちが男性か女性かは、こうして決まるんです。
さあ、私はお母さんのおなかの中で大きくなっていきますが、
男女の成長過程は少しだけ違うところがあります。
私は女性なので、お母さんの女性ホルモンの影響を受けて女性として成長します。
ところが、胎児が男性の場合、女性ホルモンだけでは男の赤ちゃんになれないのです。

男性としての特徴には、身体の外形と脳の構造的なものに、違いが必要なのです。

そのため、お母さんのおなかの中では、男性を育てる準備がスタートします。
その準備とは、大量の男性ホルモンを作るための準備で、
やがて準備が完了すると、大量の男性ホルモンを胎児に浴びせます。
(男性ホルモンのシャワーリングです)
 この時期は、妊娠3ヶ月から4ヶ月ごろに始まり、5ヶ月目ごろがピークになります。


このシャワーリングで男性のシンボルになるチンチン(性器)や、精巣が発達していきます。
同時に、男性向きの脳も発達し、将来男性として生きるための準備が行われるのです。
ある意味では、世の中全ての男性は、お母さんの妊娠3ヶ月目から4ヶ月目が、
一生を左右する大事な時期になってくるのです。

ところがこの大切な時期に、発育を壊すような邪魔者が登場してきたのです。
その邪魔者は、環境ホルモンと呼ばれる複数の化学物質です。
多くの環境ホルモンは、女性ホルモンとドッキングしてしまうので、
お母さんの体の中は、女性ホルモン(擬似女性ホルモン含む)が過剰になります。
この女性ホルモン過剰の状態が男性ホルモンのシャワーリングを邪魔し、
男性としての発育にも影響します。

つまり、男性としての精巣の未発達や脳の未発達は、
将来男らしい自然の精神発達に障害が発生することになります。
まとめていえば、「雄の雌化」で、人間社会では「男性の女性化」なのです。

近年、自然界の中で小動物の「雄の雌化」が、やたら発見されるようになりました。
そして人間社会での「男性の女性化」です。
さらに男性の精子の減少が数多く報道され始めています。
そのたび識者は「原因はよくわからない」とコメントしているため、
「そうか、原因不明なんだ」と多くの人は思ってしまいます。

不妊症や性同一障害で悩む男性は、多発し年々増える傾向にあります。
なぜ、マスコミも識者も問題に携わる人たちも
「原因は環境ホルモン」「原因は有害化学物質」と叫ぶことをしないのでしょう。
勇気を持って発言してください。

ことは、あなたの家族やあなたの身近なところでどんどん進行しているのです。
もうこれ以上子どもたちや私たち胎児を苦しめないでください。


若者たちや、これから子どもを産む人たちに知ってほしい。
母親になる前に、自分の体内を浄化して
危険な毒や有害な化学物質を解毒・排泄で体外へ出し、
出来る限りきれいな体にしてから妊娠し、
安全に未来への宝物(子ども)を産んでほしい



胎児からの伝言その3(継世代に伝わる障害影響物質の環境ホルモン)
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