胎児からの伝言 その5
(「苦しいよぉ、苦しいよぉ」)


私は胎児です
一部の研究者や科学者は、
「環境ホルモンは、特に問題ない」と発言しています。


しかし、問題ないとの発言を信じたお母さんのおなかの中の胎児は、
いつでも犠牲になったままなのです。

だから私たち胎児は勇気を出して叫びます。
「私たちを痛めつけるのを、やめてください」

世界の研究者によって、
環境ホルモンの問題が指摘されたのは、性の発達障害に関してでした。
「自然界の動物に、オスの雌化が起きている」という指摘です。

そんな指摘に日本の学者たちは「よくわからない」という反応が圧倒的でした。

環境ホルモンの問題を取り上げたのは、一部の学者だけでした。
そして日本の結論は、
「危険が証明されていないから、あまり問題はなし」として、
歴史展開をしてきています。

現在、環境ホルモンは、免疫の混乱や知能の発達障害の問題として指摘されていますが、
日本では「よくわからない」という考えが主流です。
なぜなのか?もしかすると日本では、
合成化学物質を研究開発する立場の人が多いのかもしれませんね。

それから、マスコミの報道も気になります。
子どもたちの中で発生している問題は、
ほとんど「親と教師に問題あり」という視点で報道され続けています。
マスコミは、環境ホルモンを製造したり、
環境を害する化学成分を商品に添加したり使用している会社を、
一生懸命に守っているのですね。
スポンサーを守るために、
真実を追求したり公表することをためらっているか、
隠しているのですね。

以前、長崎の少年が起こした「幼児殺害事件」で、
犯人として補導された少年の精神鑑定が行われました。
結果、少年の脳に機能障害があったことが判明しました。

しかし、この「幼児殺害事件」に関して、
当時の青少年問題の担当大臣は、驚く発言をしています。

具体的には「親を市中引き回しの上、獄門貼り付けにせよ」という発言です。

担当大臣はじめ国を動かすべき人たちの多くは、
合成化学物質の問題を指摘している研究報告をご存じないのですね。
いかに知識不足か?いかに勉強不足か?

環境ホルモンと呼ばれる合成化学物質が、
精神発達や知能の発達に障害を与えるという研究報告は、
世界中で数多く発表されており、理解力のある指導者がいる国では、
対策が取られ、成果を挙げています。

しかし、日本は企業利益優先の経済発展にいまだ方向を向けたままです。
長崎の少年の脳の機能障害は、
産まれる前に発生していた可能性が大きいと専門家の間で指摘されています。
精神鑑定では、先天的と表現されていました。

ということは、障害は胎児のときに発生していたことになりますね。



研究報告例

神経伝達とホルモンは、密接な関係を持っている  (横浜市立大学 井口泰泉教授)

甲状腺ホルモンは、胎児期の脳の発達に不可欠である (尚絅女学院短大 北條祥子教授)

ダイオキシン類は、胎児期の脳の発達に障害を与える 【台湾油症事件より】
(摂南大学 宮田秀明教授)

妊娠中のダイオキシン類は、
甲状腺障害に繋がる 胎児期の甲状腺ホルモンの以上は、
知能発達に影響を与える (九州大学医療短大 長山淳哉助教授)

多動症の子どもは甲状腺異常による極端な低セロトニンである。(米 サターフィールド博士)

脳細胞が増える時期の化学物質による悪影響は生涯にわたる。
(世界自然保護基金 スモーレン博士)

化学物質のよるホルモン以上は動物の生殖以上を起こす。 (米 コルボーン博士)

甲状腺ホルモン異常は精神発達生涯を起こす。 (ジョージア医科大 スーザン博士)

母親のPCB蓄積は産まれる子どもの死脳障害に繋がっている。 (米環境保護庁 リンダ主任)

化学物質化敏捷は精神発達生涯に繋がる。 (シカゴ大学 ランドルフ博士)

セロトニン異常は犯罪や暴力行為の発生に深く関与する。
「犯罪に向かう脳」 モア・ジェセル共著 原書房)


とうとう、問題は私たち胎児の問題になってしまいました。
こうなると物事は放っておくことはできません。
だって、私たち胎児にはどうすることもできないのですから。
お父さん、お母さんに出来るだけ安全な生活をしてもらうように、
お願いするしかありません。

しかし、現在の日本で生活する限り、有害な化学物質は体内に侵入してきます。
できれば体質改善に取り組んで、体内を浄化(デトックス)しておいてから、
私たち胎児を身ごもってほしいのです。
そして無抵抗の私たちを、有害物質の脅威から守ってください。

でも、私たち胎児や、もらいの胎児たちが一番望んでいることは、
石油化学による合成化学物質中心の日本を変えてほしいということです。
このままではやがて破滅の道が待っています。
有害な化学物質が、胎児の段階で、脳の発達に障害を与えます。
日本中が力をあわせ、私たち胎児を守ってほしいのです。

そのためには少々不便な生活になってもいいと思いませんか。
自然を愛し、自然に素直に対応する社会を取り戻してほしいのです。
日本を環境大国に変えてください。


地球温暖化よりもっと恐ろしい、
有害化学物質汚染が日本で起きていることに気付いてください。


「苦しいよぉ、苦しいよぉ」私たち胎児の叫びが聞こえますか?


若者たちや、これから子どもを産む人たちに知ってほしい。
母親になる前に、自分の体内を浄化して
危険な毒や有害な化学物質を解毒・排泄で体外へ出し、
出来る限りきれいな体にしてから妊娠し、
安全に未来への宝物(子ども)を産んでほしい



どうしたらよいか