合成化学薬剤は安全か

見過ごせない薬の副作用



患者が投与される薬については、
副作用という見過ごす事にできない重要な問題があります。

病院の薬に関して一番重要なポイントは、
薬剤の大部分が人工的に合成された化学薬品であることです。
化学薬品には効果が大きく有用なものも少なくありません。
しかし、人体にとっては異物であるため、
人体内で薬効という必要作用だけでなく
人体を傷めるという副作用も起こします。

できれば一度、医師や薬剤師向けに書かれた
医薬品の専門書を図書館などでご覧になってください。

そこには副作用がびっしりと書かれていて、
薬は全て副作用が起きて当たり前である事がよくわかります。

薬の副作用で注意すべき事は、
「副作用はいつ起きるかわからない」
ということがあります。
服用後すぐに現れる場合もあれば、
5年10年経ってから副作用が表面化する場合もあります。

また、化学薬品の中には、発がん性を持つものもあります。
薬を飲めば飲むほど、がんにかかるリスクが大きくなる可能性も、
無視する事はできません。


抗がん剤の真実



薬の中でも多くの人に使用されているものに
抗がん剤があります。
抗がん剤は、各種白血病、悪性リンパ腫、
精巣(睾丸)腫瘍、肺小細胞がんなど、
一部の悪性疾患には効果がありますが、
その他大部分のがんには大きな効果は期待できません。

抗がん剤を使うと、一時的にがんは小さくなります。
しかし、がんを全滅させる事は困難です。
さらに都合の悪い事には、抗がん剤ががん細胞のみでなく
正常な細胞まで攻撃するため、人体の免疫力が低下し
残ったがん細胞が水を得た魚のように
急激な勢いで再発するのです。

そうなれば、完治どころか延命もできず、
抗がん剤の副作用に苦しんだだけという
結果に終わる事も少なくありません。

抗がん剤投与が生きる希望や生活の質を
悪化させる可能性が否定できません。


抗がん剤がなぜこれほど多くの人に用いられるのでしょう。
医者や患者に「何とか助けたい」「助かりたい」という
藁にもすがる思いがあることも事実です。
抗がん剤が効かなくても
「がんだからしょうがない」「万が一効けばラッキーだ」
という考えがあるので、
ほとんど効かなくても批判や攻撃の的にはならないのです。

しかし、もっと大きな理由は、がん患者が製薬業界にとって
莫大な利益を生み出す「ビックビジネス」であることです。

そのため製薬会社は、薬の効果がたとえ少なくとも、
その効果を強調し医師に宣伝することになります。

仮にがんになった場合、医師から抗がん剤を薦められたとしたら、
本当に有効なのか、どのように効くのかなど
問いただす姿勢が必要です。


短期服用にとどめたいステロイド



大きな薬効はあるが副作用も強い薬に副腎皮質ホルモン、
いわゆるステロイド剤があります。

ステロイド剤はショック、気管支喘息、
アトピー性皮膚炎、膠原病、白血病など
多くの難病の症状改善に効果が大きいので、多用されています。

しかし、副腎皮質ホルモンには、

@  感染症
A  糖尿病
B  胃十二指腸潰瘍
C  骨粗しょう症
D  筋萎縮
E  うつ症状
F  血栓症

など見過ごせない重大副作用があります。
したがって、出来る限り短期間の服用にとどめたい薬です。

医師がなすべき喘息の真の治療とは、
発作を鎮めるだけでなく、原因を除去して、
薬に頼らなくても喘息の発作が起きないように、
根治することではないでしょうか。



脳を抑制する睡眠薬・安定剤



精神疾患に使われる薬として、
一般には睡眠薬といわれる睡眠鎮静薬、
同じく安定剤と通称される抗不安薬、
さらに、抗うつ薬や精神統合失調症(旧称:分裂病)の薬である
抗精神病薬などがあります。

症状を抑えるためこれらの薬を多種類服用すると、
当然ながら脳の動きが鈍くなります。
なぜなら、これらの薬は決して脳の活動を正常に戻すわけでなく、
脳のいろいろな部分の働きを抑制する事で、
不都合な症状を封じ込めるものなのです。

睡眠薬の中には、精神錯乱を起こしたり、
自殺願望を引き起こす危険なものまであります。

平成14年9月14日付の朝日新聞の医療欄の記事に
日本の精神科医の薬の処方量が
世界と比較して異常に多すぎる事が数字で示され、
日本の患者が「薬漬け」にされている実態が報道されました。

こういった薬漬けの理由としては、

@  患者をおとなしくさせる
A 医師や製薬メーカーの利益になる
B 医師が薬の適正使用を教育されていない
C 医師が精神疾患が栄養補充療法で
         改善する事実を知らない

などです。

つまり、ここにも患者不在の医療実情が見て取れるのです。


女性ホルモン剤の副作用



婦人科で多くの女性に投与されている
女性ホルモン剤という薬剤に関しても
副作用が無視できません。

女性ホルモン剤は、
各種の婦人科疾患や避妊用ピルなどに一般的に使われています。
女性ホルモンには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類があります。

しかし、ホルモン剤のほとんどは、
人体の卵巣や副腎が作る天然型のホルモンとは構造式が違っています。
なぜ、天然型を使わずにわざわざ構造式の違うものを作るのか、
その理由は、構造式を変えないと製薬会社は特許がとれず、利益に結びつかない。


物質の性質を決める構造式

構造式とは、原子がどのような配列で組み合わさって
化学物質を構成しているかを表した図式。

例えば、同じ原子が同じ比率で結合し分子を構成していても、
その配列が異なればその物質の持つ性質は違ってくる。


そのため、女性ホルモン剤は、天然ホルモンに似ていますが、
実際は人体にとって異物であるため、いろいろ副作用が起こります。
主なものに
血栓症、心不全、肝障害、抑うつ、乳がん
などがあります。

若いときにピルを愛用した女性は60代になって
冠状動脈血栓症による心筋梗塞や乳がんになる確率が
高くなるというアメリカのデーターもあります。

アメリカの国立衛生研究所は、
女性の更年期症状や婦人病に使用してきた女性ホルモン剤について
「副作用が強いため、長期使用は好ましくない」と指摘している。


化学薬品の限界



ここ20年間で、画期的といわれた新薬で、
本当に画期的なものは、そう多くはありません。
中には、全く効果がなかったり、
副作用が強すぎて認可を取り消された薬も少なくありません。
化学薬品の世界はさほどの進歩してはいないのです。

現在の病院での医療の限界、
そして化学薬品の副作用についての危険性
こうしたことを打開するためには、
患者の正しい知識、判断が必要になる。

また医療の進みべき道も、考えていきたい。



それが、やがては

未来の子どもたちに

美しい、環境に優しい、安全な国を

伝え残せることになる。