2.活 性 酸 素(毒性酸素)


からだが作り出す毒素・活性酸素



健康を損なう大きな原因の一つとして、
10数年前から大きく注目を集めているのが、
活性酸素(毒性酸素)です。
活性酸素は外から人体に入るのではなく、
さまざまな誘引により人体自らが作り出す毒素です。

活性酸素は有害化学物質、放射線、電磁波、精神的ストレス、
肉体疲労などの誘引により体内で増加します。
増加した活性酸素は、
@ がん
A アトピー性皮膚炎・喘息・じんましん・
花粉症などのアレルギー性疾患
B 心臓病
C 脳神経疾患
D 糖尿病
E 膠原病
など、数多くの病気の原因になります。

体内で発生する活性酸素は、1100種類以上存在するといわれ、
活性酸素が人体に及ぼす作用も多種多様です。
生体内のさまざまな酵素やホルモンの働きを阻害し、
細胞内の遺伝子やミトコンドリアを傷つけ、
細胞膜や臓器を障害し、
正常な免疫の働きを狂わせ、
動脈硬化を促進し、
老化のスピードを速めるなど
多くの有害作用を引き起こします。

環境汚染が進み、ストレスの増加などで昨今は
いかに活性酸素を増やさないようにして生活するかが、
健康を保つうえで非常に重要な課題となっています。



活性酸素を除去する仕組み

人体にはもともと、増加した活性酸素を除去する仕組みが備わっている。
体内にある
スーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)、
カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼという
酵素の働きで、活性酸素が消去されるのです。

活性酸素が増えると、酵素も余分に生成されます。
しかし、活性酸素が増えすぎると処理が追いつかなくなり、
健康が害されます。
しかし、このような悪玉の活性酸素を排除する物質が
自然界には数多くあります。


活性酸素を除去する抗酸化物質

活性酸素を除去する作用を持つものを抗酸化物質といいます。
抗酸化物質は土壌中、食物中に栄養素として存在します。

主な抗酸化物質は、
フライボ類はさまざまな植物中の天然色素です。
OPC(オリゴメリック・プロシアニジン)は
フランス海岸に生える白松の樹皮に含まれます。
アスタキサンチンは微小藻類や赤身の魚に含まれます。
エラグ酸はブドウ種子に、カルノシック酸はローズマリーに、
ける瀬チンはタマネギに、リコペンはとまとに、
クルクミンはウコンに含まれています。

栄養素ではないが、脳の松果体という場所から分泌される
睡眠ホルモンのメラトニンも、
強力な抗酸化作用を持っていることが知られています。

これらの抗酸化物質が活性酸素を処理するメカニズムは異なります。
あるものは単独で、あるものは他の抗酸化物質の働きを助け
活性酸素を退治してくれます。

主な抗酸化物質
ミネラル類 亜鉛/マグネシウム/セレニウム
ビタミン類 ビタミンC/ビタミンE/ビタミンA
体内でビタミンAに変換されるベータカロチン
ビタミンB群
植物に含まれる
物質など
フラボノイド類/OPC(オリゴメリック・プロシアニジン)
カテキン/アスタキサンチン/エラグ酸/カルノシック酸
ケルセチン/リコペン/クルクミン
その他栄養素 補酵素Q10/アルファリポ酸/イノシトール
タウリン/グルタチオン/Nアセチルシステイン


抗酸化サプリメントを活用しよう

活性酸素の害から身を守るには、
当然ながら抗酸化物質が多く含まれる食品を
毎日十分に摂取することが必要になります。
食事で十分に取れない人は、
抗酸化物質を成分にしたサプリメントで補うことが賢明です。

すでに慢性的な病気にかかっている人は、
ぜひ、抗酸化サプリメントを使ってください。

そのほかに
化学物質に汚染される仕事をしている人
(化学工場、運転手、整備士、ガソリンスタンド員、塗装業など)
ストレスが多かったり慢性的に疲労している人
(情報関係、銀行員、指導員、教師など)
日常的に電磁波を多く浴びている人
50歳以上の中高年者
大気汚染のひどい場所に住んでいる人など、
活性酸素がたまりやすい生活を余儀なくされている場合は、
抗酸化サプリメントを使用したほうがより健康予防になります。



多くの成分を含むサプリメントを

抗酸化サプリメントの選び方。

ビタミンA,C,Eはじめ各種の抗酸化物質など、
多くの種類の成分を含有するものが良いです。
理由は、成分種類が多いと活性酸素の除去が、
多方面かつ強力に行われるからです。
特にOPCを含有する製品をお薦めします。

海外では20種類以上の成分を配合した
強力な抗酸化サプリメントも製品化されています。


血管に特効がある白松樹皮の抽出物

抗酸化物質の中でも、
ヨーロッパで多くの研究成果が報告されているものが
オリゴメリック・プロシアニジン(OPC)という
白松の樹皮の抽出物です。
このOPCは科学的に単一の物質ではなく、
いくつかのポリフェノール類の混合物です。
そして、非常に強力な抗酸化作用など、
多くの医学的な有用性もあります。

とりわけ血管に対しては、どの化学薬品にもないような、
優れた効用が判明しています。
多くの研究、使用データーから、
OPCは、大動脈から小動脈、毛細血管、静脈にいたるまで
全ての血管を血管障害因子から保護し強化すると言われている。
動脈硬化によりほとんど閉塞した血管に
驚くべき改善が見られたという臨床例も数多く報告されています。

いいかえれば、
時間を逆転させて老化した血管を若返らせてしまうほどの
薬効を持っているともいえるでしょう。

これらヨーロッパでの使用例や数々の報告を見ると、
狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症、
糖尿性血管障害といった疾病には、
OPCが最高の予防薬、治療薬ではないだろうか。

しかし、日本では厚生労働省が薬事法により
OPCをまだ薬として認めません。

ですが、ヨーロッパでは、OPCが医薬品として製品化され、
すでに医師が医療の現場で使用しているのです。
下肢静脈瘤の治療にもヨーロッパではOPCが使われますが、
腫れた静脈を縮めて足のむくみをとる効果があるとされます。
目の毛細血管の障害にも効果が期待でき、
硬化した動脈を復元して柔らかくすることにより
高血圧改善の作用があることも報告されています。

OPCには、ほかにも
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症などの
アレルギー性疾患の症状を緩和する働きがあることを
多くの研究が証明しています。
アレルギー性疾患によく使用される抗ヒスタミン薬には、
眠気などの不快な副作用がありますが、
OPCは問題となるような副作用はありません。

また、フランスをはじめとするヨーロッパの数々の医学的研究で、
肝臓障害、白内障、リュウマチなどの関節炎、
呼吸器の炎症、月経に伴う痛みなどにも、
OPCの有効性が科学的に立証されています。

1999年に日本の代替医療学界でもこのOPCが取り上げられ、
OPCの世界的権威であるドイツの
ペーター・ロドヴァルト教授が特別講演をおこなっています。
日本の医学者の間でもOPCの研究が始まりました。


糖尿病による血管障害の治療方法は

血管異常の病気の中で特に注目されるのは、
糖尿病による血管障害です。

糖尿病が進行すると全身の動脈が弱くなり、
閉塞したり破れたりします。
特に、腎臓、眼底の網膜、足の血管がダメージを受けると、
腎不全、網膜の出血、下肢の壊死といった病態を引き起こします。

しかし、そのなかで糖尿病性の網膜症に関しては、
マルチミネラル、マルチビタミンのサプリメントと
OPCを主成分とする抗酸化サプリメントの組み合わせが、
顕著な効果を発揮している報告が多数あります。

網膜の毛細血管の障害が進行し出血を繰り返すと、
視力が低下して失明することもあります。
これをふせぐため、糖尿病性網膜症には、
光凝固法という治療が行われます。
これは、失明や視力低下の主な原因となる出血しやすい新生血管を、
出血が起こらないようにレーザー光線で焼いて固める方法で、
定期的な診断と処置が必要とされます。

しかし、年に数回の光凝固治療を受けていた糖尿病の人たちが、
前記のサプリメントを使用し
凝固治療の回数を減らすことができています。
そうした報告からも、こうしたサプリメントは、
網膜の毛細血管を強化する作用があるといえます。

さらにこのようなサプリメントを糖尿病にかかった人が、
早い時期から飲み始めることで、
腎不全、失明、歩行障害はある程度予防ができるといえます。

もし、糖尿病性の血管障害、腎不全が予防できれば、
患者にとって肉体的負担も大きく軽減され、
保険支払機関や国は、経済的な負担が大きく軽減されます。


抗酸化サプリメントと老化の防止(アンチエイジング)

抗酸化サプリメントは、血管のみならず、
皮膚や毛髪をも若返らせる効果があります。
抗酸化サプリメントを1年以上使用している人たちの多くは、
皮膚が白くなり、しみも減ります。
また、毛髪も増え、小数ですが白髪が黒くなる例もあります。
抗酸化サプリメントは、
人体のさまざまな部分を再生する不思議な力があります。

活性酸素が増えると、人体のあらゆる部分の老化が進みます。
逆に活性酸素を除去するということは、
すなわち老化を遅らせるということになるのです。
老化を遅らせるということは、
がんをはじめとする成人病、今で言う生活習慣病が
発生するのを遅らせることを意味します。

ストレスが多い現代では、
活性酸素の除去は毎日実行すべきです。
いつかがんにかかるとしたら、
50歳でがんになるより、90歳でなったほうが良いと思いませんか。
今日からでも、抗酸化サプリメントで活性酸素を除去し、
あなたの寿命を伸ばそうではありませんか。