自律神経とホルモンの
バランスを整え免疫力を高める その2


免疫力を高める栄養素の話

免疫力が低下すると、
感染症や悪性疾患にかかりやすくなります。
免疫力を高めるために最も重要な栄養素は、
ミネラルとビタミンです。

ミネラルとビタミンは、
免疫力を低下させる原因の活性酸素を除去し、
白血球の働きを助けます。

ノーベル賞を、二度も受賞した、ライナス・ポーリング博士は、
ビタミンCが免疫力を強化しガンや感染症を予防し、
改善することを明らかにしています。
ビタミンCのみならず、多くのミネラルやビタミンが
免疫の働きには必要です。

風邪を引きやすい人は、ミネラルとビタミンの不足を疑うべきです。
C型肝炎やヘルペスにかかっている人も、
ミネラルとビタミンを十分に補うことで、進行を止めたり、
改善したり出来る可能性があります。

そのためには、
多種類のミネラルと各種ビタミンをバランスよく配合した
サプリメントを毎日とり、体内の栄養バランスを
整えることをお薦めします。

また、前に解説した「オメガ−3脂肪酸」も
免疫が正常に機能するために、大変有用な栄養素です。
免疫の異常によって起こる
アレルギー性疾患や膠原病の多くが、
「オメガ−3」によって改善することが
欧米の研究で確認されています。

魚油のサプリメントまたは亜麻仁油で、
「オメガ−3」を摂ることを習慣付けることで、
免疫力の低下を防ぐことが可能です。

 
免疫力を高めるハーブ類

ここまでに、
マルチミネラル・サプリメント(マルチビタミン配合)、
OPC(オリゴメリック・プロシアニジン)、
そして、オメガ−3脂肪酸の三つのサプリメントを
習慣的に摂ることをお薦めしましたが、
ここではそれ以外の免疫力を高めるハーブで
代表的なものを上げ、その働きを記していきます。

エキナセア
説 明 エキナセア(Echinacea)はキク科の多年草で紫色の花を付けるハーブですが、
特にその根は感染症に対する抵抗力を増強する効果があるといわれます。
原産は、北米で元来ネイティブインディアンが使ってきたものです。
使用目的 特に風邪やインフルエンザによく使われます。
ウイルスや細菌に対する体の免疫力を強化し、化膿の改善にも役立ちます。
パウダルコ
説 明 紫イペとも呼ばれるパウダルコ(PAU D'ARCO)は、南米亜熱帯気候地帯(アマゾン熱帯雨林)が原産で、高さ45b、幹の直径は1.2〜1.8bにも達するほどの大木です。 科学的にも抗がん作用と、抗真菌作用が認められています。
様々な病気の改善に役立つ強い味方です。
使用目的 抗がん作用が期待できます。 免疫力を強化し、傷を癒し、感染症の原因菌と闘います。 また、血糖値を下げ、消化を助け、寄生虫や細菌の増殖を抑制する作用があります。 
マラリア、貧血症、呼吸器系疾患、風邪、ウイルスや細菌による感染症、関節炎、
リウマチ、湿疹や乾癬、膀胱炎、大腸炎、胃炎、糖尿病、腎臓や肝臓の機能障害、
痛みなどにお薦めです。
アストラガルス
説 明 アストラガルス(Astragalus)は中国北部が原産の多年生草本。
オウギ、キバナオウギとも呼ばれ、何千年もの間中国で強壮剤として使われてきました。
使用目的 弱った免疫システムの強化に役立ちます。
体力回復、高血圧、
放射線治療や化学療法で低下したがん患者の免疫機能の改善にも使われます。
キャッツクロ−
説 明 キャッツクロ−(Cat's Claw「猫の爪」)は、南米ペルーの中央山岳部、森林地帯に自生するアカネ科ウンカリア属の慢性一年草。葉の付け根に特徴的な太いトゲの生えた、蔦のある潅木で、1fにわずか二、三本しか生育しないといわれるほど
土地の栄養を必要とする樹木です。
使用目的 キャッツクローには、7種類の「アルカロイド」が含まれており、痛風やリューマチ、
腰痛、神経痛、関節痛、肩こり、偏頭痛といった慢性の痛みによく使われます。
また、免疫力の増強、炎症の改善にも役立ち、ガン、ウイルス性感染症にも、
効果が期待されています。
   ※妊娠中の型のご使用はお控えください。
エゾコウギク
説 明 エゾウコギは、朝鮮人参と同じウコギ科の植物で、激しい自然環境の大地の
広葉樹自然原生林に自生し、人工栽培が難しい植物です。
国内では北海道東部に、海外ではアジア北東部
(シベリア、サハリン、中国東北部、朝鮮半島)にしか自生していません。
使用目的 エネルギ^−源として、ストレスや疲労時によく使われます。
身体の新陳代謝を良好にし、身体の諸臓器の各機能を、調和を保ちながら高めます。

以上大まかに説明しました。
たえず飲み続ける必要のないものですが、
少し体調を壊したときなどは、
素晴らしい効果を発揮してくれるハーブ類です。

C型肝炎に使われるハーブ

C型肝炎というウイルス性疾患は、
日本では3000万人以上の患者がいるといわれています。
C型肝炎は、感染後約30年すると、
肝硬変になり肝臓ガンを併発し
死に至ることもある厄介な病気です。

C型肝炎の治療には、インターフェロンが使われますが、
今のところまだ効果は十分ではありません。
また、うつ症状などの強い副作用もあり、
安全な薬とはいえません。

C型肝炎の方には、前述の
エキナセア、パウダルコ、アストラガルス、
キャッツクローなどのハーブ系サプリメントを、
ぜひお薦めいたします。
また、ブラジルニンジンとよばれる
スーマというハーブも効果が期待できます。
これらのハーブで、C型肝炎ウイルスの検査が、
陰性化し肝機能が改善しています。

肝硬変になる前の段階ならば、
インターフェロンが有効でない場合でも、
このようなハーブ類のサプリメントを使用すれば、
居留守を押さえ込んで重篤になるのを、
食い止めることが可能でしょう。