科学(化学)を学ぼう




科学的基礎知識


4.電子(e-)の動きと並び方


物質を作っている原子は、
原子核の周りを電子(e-)が回っているという事を
理解できただろうか。

ここで問題が発生してくる。

回っている電子が1個だと問題ないが、
電子の数が増えると勝手に回るわけにはいかない。
互いが衝突しないように、一定のルールが必要になる。
現在分かっているのは、層のような状態になっていることである。

分かりやすい層は1層目である。


この層を回っている電子は最大2個である。

次に2層目と3層目は、それぞれ最大8個が回っている。


我々は、専門家ではないので、
この3層目までを理解しておけばよい。

電子は常に、動いている。
動くという事は、エネルギーを持っている事で、
このエネルギーの安定した状態が、
原子番号2番、10番、18番と考えればよい。
電子の立場になると、「収まりが良い」という事になる。

ということは3層までに関して考えると、
2番、10番、18番以外の状態では、
「収まりが悪い」という事になる。

この収まりが悪い事に対しては、さまざまな工夫が始まる。
この工夫で、新しいイオンが誕生してくる。

私たちは、
プラスイオンとかマイナスイオンという言葉を適当に使用しているが、
真実を正しく理解してほしい。


イオンに移る前に、一度まとめてみる。


1.電子(e-)は勝手に回らないで、層を作り衝突しないよう工夫している。

2.1層目は、2個の電子(e-)が回り安定している。

3.2層目は、8個の電子(e-)が回り安定している。

4.3層目は、同じく8個の電子(e-)が回り安定している。


  
これ以外の層は複雑になるので、専門知識として専門家に任せればよい。



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