国際化学物質安全性カード

アセトン ICSC番号 0087
アセトン
ACETONE
2-Propanone
Dimethyl ketone
Methyl ketone
C3H6O/CH3-CO-CH3
分子量 58.1
CAS番号 67-64-1
RTECS番号 AL3150000
ICSC番号 0087
国連番号 1090
EC番号 606-001-00-8
災害/
暴露のタイプ
一次災害/
急性症状
予防 応急処置/
消火薬剤
火災 引火性が高い。 
裸火禁止、火花禁止、禁煙。 
粉末消火薬剤、水溶性液体用泡消火薬剤、大量の水、二酸化炭素。
爆発 蒸気/空気の混合気体は爆発性である。
密閉系、換気、防爆型の電気ならびに照明設備。 充填、取り出し、取扱い時に圧縮空気を使用してはならない。
火災時:ドラム缶などに水を噴霧して冷却する。 
身体への暴露


吸入 咽頭痛、咳、錯乱、頭痛、めまい、し眠、意識喪失。
換気、局所排気、または呼吸用保護具。
新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 皮膚の乾燥。
保護手袋。
汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで皮膚を洗い流す。 
発赤、痛み、かすみ眼、場合によっては角膜損傷。
安全眼鏡あるいは顔面シールド。 コンタクトレンズをつけてはならない。 
数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医師に連れて行く。 
経口摂取 吐き気、嘔吐。 他の症状については「吸入」参照。 
作業中は飲食、喫煙をしない。 
口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 
漏洩物処理 貯蔵 包装・表示
・換気。 
・漏れた液を密閉式の容器に集める。 
・残留液を砂または不活性吸収物質に吸収させて安全な場所に移す。 
下水に流してはならない。 
・多量の水で洗い流す。 
・(特別個人用保護具:自給式呼吸器)。

・耐火設備(条件)。 
・強酸化剤から離しておく。 

・UN Haz Class[国連危険物分類]:3
・UN Pack Group[国連包装等級]:II

重要データは次ページ参照
ICSC番号 0087 Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993












国際化学物質安全性カード

アセトン ICSC番号 0087











物理的状態; 外観:
特徴的な臭気のある、無色の液体

物理的危険性:
この蒸気は空気より重く、地面あるいは床に沿って移動することがある;遠距離引火の可能性がある。

化学的危険性:
酢酸、硝酸、過酸化水素などの強酸化剤と接触すると、爆発性過酸化物を生成することがある。 塩基性条件でクロロホルム、ブロモホルムと反応して、火災および爆発の危険をもたらす。 プラスチックを侵す。

許容濃度:
TLV:500 ppm(TWA);750 ppm(STEL) A4 (ACGIH 2001)

暴露の経路:
吸入により、あるいは経皮的に体内に吸収される。

吸入の危険性:
この物質が20℃で気化すると、空気が汚染されて急速に有害濃度に達することがある。しかし、拡散するとはるかに速く有害濃度に達する。

短期暴露の影響:
この蒸気は眼、気道を刺激する。 この物質は中枢神経系、肝臓、腎臓、消化管に影響を与えることがある。

長期または反復暴露の影響:
反復してあるいは長期にわたり皮膚に接触すると、皮膚炎を起こすことがある。 この物質は血液および骨髄に影響を与えることがある。

物理的性質
・沸点:56℃
・融点:−95℃
・比重:0.8
・水への溶解性:混和する
・蒸気圧:24 kPa(20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.0
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.2 
・引火点:−18℃(C.C.)
・発火温度:465℃
・爆発限界:2.2〜13 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):−0.24
環境に関する
データ

・アルコール飲料の使用によりこの物質の有害作用が増大する。
Transport Emergency Card[輸送時応急処理カード]:Tec(R)−30
NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)1;F(燃焼危険性)3;R(反応危険性)0
付加情報


ICSC番号 0087
最終更新日 1994.4
アセトン
© IPCS, CEC, 1993