中国の掲示板にみる「黒心(汚染)」食品一覧?
―新浪網―
CCTVで報じられてから、海外でもすっかり有名になった北京発の「段ボール肉まん」。
米ユタ州の健康食品会社では、製品に「China-Free」というラベルを貼って、中国産の原料はいっさい使用しておりませんとアピール。まだ追随するメーカーはあらわれていないようですが、こうした現状は中国国内でも懸念の声がひろがっているようです。
下の一連の画像は、新浪網の掲示板に寄せられた「悪心(汚染)食品」の数々。多くは日本でも報道されていますが、おさらいの意味でまとめておきましょうか。
 
臭豆腐(チョードウフ)。植物の汁と石灰等を混合し、納豆菌と酪酸菌によって発酵させた漬け汁に豆腐を一晩程度つけ込んだもの(Wikipedia)。西太后のお気に入りだったという中国や台湾の食材ですが、シンセン南山区の五十戸ほどの町工場で製造されたものが問題となっています。
日産1000キロの臭豆腐を製造するこの地区の工場では、色味は染料でつけ、その独特な腐臭は桶に汲んだ汚水にひたして付けていました。桶のなかには匂い付けのために田螺(タニシ)、腐肉、蠅の死骸などがいれられ、さらに人糞が少量入れられることもあったといいます。
 
青島市四方区の工商分局に摘発をうけた麻辣?(マーラータン)。これは露店の店先で野菜や肉団子などの具をえらび、激辛スープで煮てもらって食べるものということですが、摘発された露店では、このスープのなかにノルエフェドリンと鎮痛剤のアミノピリンの錠剤を砕いたものを混入していました。
露店を経営している女性は、安く手に入る病死した鶏をスープに入れていたため、客が下痢や腹痛を起こすのを防止するため、これらの薬剤をいれていたといいます。
 
 こちらは、「地溝油(工場などの排水溝、下水溝などにたまった廃油)」を食用油に転じる過程。暗紅色だった地溝油が脱色脱味処理を経て、黄白色の食用油に再生されます。
 こうして製造された油は発火点が低く、危険なうえ、含まれている毒素が人体に影響を与えます。大連のとあるホテルでは、地階にこうした自家精油場所を設けていました。ただし地階は従業員の寝所にもなっており、精製前の地溝油は当然生活排水を含みますから、糞便も混じります。
 
 養殖もののタウナギ(ウナギによく似た魚。田んぼなどに住み、中国では一般的に食用される)。身を太らせるために、養殖過程で大量の避妊薬を投与されます。
 タウナギは雌雄同体で、雌性として生まれ、成長するに従って雄性となる変わった魚。そこで避妊薬などに含まれるホルモンの薬理で成長を促進させるのです。はやく大きくなりますが、投与された薬剤成分はタウナギの体内に蓄積されます。
 
春に摘まれる中国の緑茶「碧螺春(ビールオチュン)」。その葉を通常よりも青々しく見せるのにクロムや鉛など重金属を用いた染料を使うことがあります。もちろん人体に影響大ですが、染料で染められた茶葉は表面の微細な綿毛が白ではなく暗緑色、また淹れられたお茶も艶やかな柔らかみがなく、暗黄色とよく注意して見れば見分けがつくといいます。
 
安徽省合肥市の冷凍食品会社では、2005年から2006年にかけて製造した期限切れのちまきをあらたに包装し直し、出荷していました。捜査員が押収したちまきは約2トンにおよび、新しい葉にくるまれていましたが、なかの飯粒は乳化しているものもあり、ひどい腐臭がしているのもあったといいます。
 
こちらは蒸し暑く不潔な倉庫のなかで蓄えられた米。虫がつき、カビが生えて色味も澱んだ米は漂白、脱臭を経て再び袋詰めにされます。もちろん袋に提示された品質等は詐称されています。
こうした米は、トンあたり2200元から2700元という安値でレストランや食堂などに卸されます。再生された米には、最悪の場合、発ガン性のアスペルギルス・フラーブスというカビや鉱物油が残ることもあります。
 
小麦粉や饅頭にも注意しなければいけません。漂白などの目的で過酸化ベンゾイルなどの工業用漂白剤が用いられている場合もあるからです。小麦粉のほかにもはるさめ、ビーフン、湯葉、シロキクラゲなどの漂白や防腐に使用される工業用漂白剤は、ホルムアルデヒドを含有し、海産物の下処理に使われることもあります。
 
旧暦の8月15日頃から売り出され、中国の仲秋をいろどる「月餅」。この月餅のなかに詰められる餡には、小豆あん、蓮の実あん、ココナッツなどのフルーツ餡など色も味もさまざまなものがありますが、たとえば「哈密瓜(メロンの一種)」やパイナップルと称された餡に含まれる果実がみな冬瓜とだということはご存じでしょうか。
私は河北省保定市雄県で作業工程を見ました。食材の加工場だというのに、ひどい悪臭が漂い、ところ構わずたくさんの蠅がたかっています。
作業員たちはここで冬瓜の皮を剥いていました、剥き終えた冬瓜は傍にあるタライに入れられ、溜まると水槽に移されて粉砕器にかけられます。その後砂糖を加えて大鍋で加熱され、餡となるのですが、味と色を決めるのはこの後。イチゴにミカン、マンゴーに哈密瓜味の香料と色素が添加されるのです。
 
毒醤油。人毛または家禽の毛を使用して作られた醤油で、原材料が安価なため、本来は大豆から抽出されるべきアミノ酸を人毛などより生産。薬品処理を施し瓶詰めされて売られていたもの。
大豆由来の醤油とブレンドされて市場に出まわっていた製品もあり、味は普通の醤油とたいして変わらないそう。製造方法は「毛髪水」といわれる解液に塩酸を加え、苛性ソーダで中和するといったもの。
ただ、日本でも戦時中、食材に乏しい時代に同じ工程で人毛から醤油を製造していた時期もあったといわれています。
 
注水肉。屠殺したばかりの牛の腹部にホースなどで水を注入するもの。水を含むことによって肉の組織は破壊されますが、そのぶん二、三割がた嵩は増します。屠られた牛に検疫証明がでていれば、製造過程は問われないという盲点をついたものですが、注水される水が殺菌されていなければ、嵩上げ以外に問題も。
注水肉の見分け方は、脂に浸した紙に点火して燃えるか燃えないか調べればわかるそうです。
 
 
病死した鶏をローストチキンに加工?
中国衛生省の発表によると24日現在、鳥インフルエンザによる死者は2人。 
人への感染確認は3人目だそうです。
こちらはその中国で、病死した鶏がローストチキンに加工される工程を連続画像で紹介しています。
画像の説明を簡単に訳しますね。
 
 
 
この会社では早朝五人の青年たちが単車で農家をまわり、病死した鶏を集めてまわります。 死んだ鶏は1RMB(日本円で約15円)で買い取られ、加工した後には135円で売られます。
集められた鶏は毛をむしられて煮沸され、バスタブ(おそらくこの加工場は廃屋だったのでしょうね)に集めて置かれます。
集めた鶏は着色され、肉をやわらかくしたあとで炭で焼かれます。
 
 
ジャガイモに石灰をまぶした「ピータン」を売っていた男?
 
―河南商報―
先に、海藻酸ナトリウム溶液で作った「人造卵」の事件が報じられましたが、今度はジャガイモの上から石灰をまぶして變蛋(ピータン : 皮蛋)と偽り、売りさばいていた男がいたそうです。
男からこの卵を買ったのは、河南省鄭州市の火力発電所附設の団地に住む劉さんで、話によると劉さんは昨日夕方5時半頃、団地の入り口で男にピータンを買わないかと呼び止められました。作り笑いを浮かべた男は石段の上にしゃがみ、幾つかのピータンを前に並べています。
今夜のおかずは間に合ってるからと劉さんが断ると、男は23個で10元でどうだいと持ちかけました。1個あたり0.5元にも充ちません。破格です。劉さんは男からこのピータンを買うことにしました。
しかし本来はアヒルの卵、最近ではウズラや鶏卵を使っているといいますが、石灰や木灰などをまぶして二、三ヶ月寝かせてつくるピータンの皮を剥いてみれば、これがなんとジャガイモ。
まさか何かの間違いだろうと妻と子供を呼んで10個ばかり剥かせたところ、すべてジャガイモ。ここで騙されたことに気づいた劉さんが、男のいた場所に行ったところ、もちろん既に姿はなく、入り口の保安係もあの物売りは初めて見る顔だと首を捻るばかり。
 
「やらせ」疑惑があろうとなかろうと、こうした事例は今後も後を絶たないのかも、でしょうね。
 
キロあたり0.55元(約8円)の「人造卵」を作ってみました?
 
 
―中原網ほか―
現在、中国の多くの夜店で売られている卵。もちろんきちんとした鶏卵が大部分なのでしょうが、なかには殻から卵黄、卵白にいたるまで「人造」の卵があることはご存じでしょうか。
これらの人造卵の製造費は1kgあたり0.55元(約8円)ともいわれ、河南省鄭州の夜市などで実際に売られているのを食品添加物の専門家、王氏が見つけたそうです。
そこで記者は王氏にこの人造卵を実際に作ってもらうことにしました。
まず最初は卵白です。用意するのは海藻酸ナトリウム溶液。これを攪拌します。すると溶液はわずかに白濁し粘り気が出て、見た目はさながら卵白です。
卵黄はこの海藻酸ナトリウム溶液に檸檬黄食品色素を用いて色づけ。小さな半球状の型にいれて、塩化カルシウム溶液を充たした容器に抛り込みます。待つこと一分。凝固した「卵黄」のまわりには透明な膜が形成され、よりらしくなりました。
卵殻は炭酸カルシウムで作ります。ここに「卵黄」と「卵白」を混ぜたものを流し込み、封をすれば人造卵の完成です。作業にかかった時間は五分にも充ちません。
王氏のいうには、より本物そっくりにするには明礬とゼラチンを添加することもあるそうで、またこのままでは食感がゴム様なのと火を通した場合に備えて、でんぷんや小麦粉などを卵黄に添加することもあるということです。
現在、鶏卵の価格はキロあたり6.5元。海藻酸ナトリウムは1kg42元で、これを水溶して卵を作るとすると150kgの卵が製造できるといいます。つまりは卵黄と卵白の原材料費はキロあたり0.28元。これに卵殻などを加えてもキロあたり0.55元と見積もられると王氏はいいます。
海藻酸ナトリウムは食品添加物として認められていますが、使用料には明確な規定があり、長期にわたってこの卵を食用すると記憶力などの減退も引き起こす可能性があるそうです。
工商局でも今年の初め頃から、この人造卵の製造工場を探していますがまだ摘発には至ってないようです。
 
 
 
眼球が干涸らび、突出してしまった女児?
 
―東北新聞網―
2日午前、吉林省の長春、城西鎮の路傍に佇んだ母娘のまわりに人垣ができました。泣きじゃくる母は32歳の王桂雲さん。その腕に抱かれた娘はごらんのように眼球がおおきく突出、ひびわれ、なかば褐色の肉塊と化した眼球はすでに光が宿っている様子もありません。
王さんは昨日の朝、公主領市双竜泉鎮泉眼河村から長春にやって来たといいます。
上京したのはもちろん娘、今年9歳になった雪の目を診てもらうためですが、治療費にあてがあるわけでもありません。万が一メディアに拾ってもらえば何とか助けてもらえるかもしれない、そんな村民の言葉を聞いてのあてどのない上京でした。
2000年、王さんは当時2歳だった雪の右耳から膿が流れているのを知り、村人や親戚などから金を借りて長春に出向き、病院で診てもらったそうです。診断は「嗜酸性肉芽腫」というものでした。医者は焼灼による腫瘤の破壊を勧め、雪は入院ということになりました。
しかし入院一ヶ月で所持金は底をつき、雪をもらい受けた王さんは村の診療所にわけを話し、注射と投薬によって治療を続ける決心をします。
ところが2003年、それまで家を支えていた夫が腰をいためました。痛み止めに使ったのは漢方と西洋医学の薬。組み合わせが悪かったのか夫の容態が急変します。夫は病院に担ぎ込まれる前に亡くなりました。借金を背負った王さんは家を売り、民生部の生活保護を受けることとなります。
この頃から雪の目は際だって腫れが目立つようになりました。まるく綺麗だった雪の瞳はまず黒目につやがなくなり、ついで突き出てきた眼球に瘡蓋ができました。視力を失った雪はよく転び、柱にぶつかっては目を突き、出血に至りました。やがて痛みから歩こうともしなくなった娘は喋ることもやめ、そのまま成長を止めてしまったかのように塞ぎ込んでしまいました。
王さん母娘が受ける生活保護は、年にわずか200数元。そのほかに年があらたまる際に米や油などが支給されるだけです。しかし苦しい生活よりも、傍にいながら娘がいまどういった状況なのかわからないことが、王さんを苛みました。治療を受けさせれば治るものなのか、たとえば自分の目を娘にやれるものなのか、誰も何も教えてくれません。
記者は母娘をタクシーで吉林大学付属の眼科にとどけました。医者はまず脳と目の検査のためにCTの必要を述べ、王さんが費用を訊くと800数元かかると告げました。王さんは再び泣き崩れ、肩を震わせます。雪はそんな母親の手をしっかり握り、光を失った眼を向けます。