世 界 終 末 時 計   


   地球滅亡まであと5分
     北の核、温暖化などで2分進む-終末時計
【ワシントン18日時事通信】7:00配信

核戦争の危機を警告するため地球滅亡までの残り時間を象徴的に表した
「終末時計」の針が北朝鮮とイランの核問題の深刻化を受けて
2007年1月17日に2分進められ、「残り5分」となった。
時計を管理する米科学誌
「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が
ワシントンとロンドンで同時に発表した。

 同誌は、昨年10月の北朝鮮による核実験実施やイランのウラン濃縮活動、
米国とロシアにいまなお2万6000発の核兵器があることを挙げ、
「われわれは第2次核時代の縁に立たされている」と強調。
また、1947年の創設以来初めて地球温暖化の危険性に触れ、
「30~40年先に甚大な被害をもたらす恐れがある」と指摘した。

  
   「終末時計」核拡散と温暖化で残り5分に
【ワシントン18日読売新聞=増満浩志】10:25配信

 核戦争による人類滅亡までの残り時間を示す「終末時計」が17日
「残り7分」から2分進められ、「残り5分」となった。  
時計を管理する米科学誌
「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」
(原子力科学者会報)が発表した。
 針が進んだのは5年ぶりで、冷戦終結後では4度目。
同誌は、針を進めた理由として、
北朝鮮とイランの核開発や核拡散への懸念ほか、
米国とロシアに依然として約2万6千発の核兵器があることをあげ、
「第二次核時代の瀬戸際に立っている」と警告した。
さらに地球温暖化の進行も、人類の破局へ近づいた理由に挙げた。


  

世界終末時計(せかいしゅうまつどけい)「Doomsday clock核の時計」
これは核戦争による地球(人類)の滅亡を「世の終わり」(終末)になぞらえて、
その終末(午前零時に設定)までの残り時間を象徴的に示す時計
(実際の動く時計ではない、時計の45分~正時の部分を切り出した形状)。

原爆投下から2年後の1947年にアメリカの科学誌
「原子力科学者会報」(Bulletin of the Atomic Scientists) の表紙に初めて掲載された。
実物はシカゴ大学にあり、同誌によって管理されている
(何分前を指しているかが新年号の表紙に掲載される)。
1950年代のころの冷戦時と異なり、必ずしも核からの脅威のみで時計の針の動きが
決められているわけではなく、世界の様々な紛争状況が考慮されて針が決定される。



米核問題専門誌
『BAS(Bulletin of the Atomic Scientists: 原子力科学者会報)』の
関係者や専門家は、
シカゴ大学で管理されている世界終末時計(Doomsday Clock)の長針を2分進めた。
これにより、地球の滅亡時刻を表す午前零時までの残り時間は僅か5分となった。
資料:Envolverde


【ニューデリーIPS=プラフル・ビドワイ、1月22日】  

 世界終末時計(Doomsday Clock:核戦争によって起こりうる人類・地球の滅亡の危険度を
午前零時までの残り時間で象徴的に示す時計:IPSJ)の針が2分進み、
地球の滅亡時刻を表す午前零時まで残り5分となった。

 これは18名のノーベル賞受賞者を含む
(時計を管理する米核問題専門誌)『BAS(Bulletin of the Atomic Scientists: 原子力科学者会報)』の
関係者や専門家が協議のうえ決定した。

今回の時計の状態変更は、
北朝鮮やイランの核開発や核保有国(NWSs)拡大の問題をはじめ、
テロの世界的発生や気候変動の問題なども反映した結果である。

 インドの免疫学国立研究所のサタジット・ラス氏は
「世界、特にアジアは現在、核の脅威に最も晒されている地域だ」と述べる。

西のペルシャ湾岸から東のアジア太平洋諸国にいたるアジア地域では近年、
『核開発競争の到来か?』と思われる不穏な動きが見られる。

北朝鮮は核拡散防止条約から脱退後、昨年10月に核実験を実施。
イランの核開発に反対するイスラエルは、イランの核関連施設を空爆する計画を明らかにした。
さらにインドとパキスタンは核戦略をめぐり依然として緊張状態が続いている。

 一方BASは「核の脅威はアジアだけにとどまらない。
人類は広島(ヒロシマ)・長崎(ナガサキ)以来
最大の脅威に直面した『第2の核時代』に近づいている」と指摘する。

また、核兵器の軍事利用や約2万7,000発の核兵器の存在
(そのうち2,000発はいつでも発射できる状態にあること)を明らかにしている。

  
  • 2007年:5分前
    • 北朝鮮の核実験強行
    • イランの核開発問題
    • 地球温暖化の更なる進行
  • 2002年:7分前
    • 米国がABM条約からの脱退を宣言
    • テロリストによる大量破壊兵器使用の懸念が高まる
  • 1998年:9分前
    • インドとパキスタンが相次いで核兵器の保有を宣言
  • 1995年:14分前
  • 1991年:17分前
    • ソビエト連邦(ソ連)崩壊
    • ユーゴスラビア社会主義連邦共和国解体
  • 1990年:10分前
    • 東欧の民主化
    • 冷戦の終結
    • 湾岸戦争
  • 1988年:6分前
    • 米ソが中距離核戦力全廃条約を締結
  • 1984年:3分前
    • 米ソ間の軍拡競争が激化
  • 1981年:4分前
    • 軍拡競争の時代へ
    • アフガニスタン、ポーランド、南アフリカにおける人権抑圧が問題に
  • 1980年:7分前
    • 米ソ間の交渉が停滞
    • 国家主義的な地域紛争
    • テロリストの脅威が増大する
    • 南北問題
    • イラン・イラク戦争
  • 1974年:9分前
    • SALT Iに続く米ソの軍縮交渉は難航
    • インドが最初の「平和的核爆発」に成功
  • 1972年:12分前
    • 米ソがSALT IとABM条約を締結
  • 1969年:10分前
    • 米国の上院が核拡散防止条約を批准
  • 1968年:7分前
    • フランスと中華人民共和国が核実験に成功
    • 中東、インドシナ、アフリカで戦禍が拡大
  • 1963年:12分前
    • 米ソが部分的核実験禁止条約を締結
  • 1960年:7分前
    • アメリカとソ連の国交回復
  • 1953年:2分前
    • アメリカとソ連が水爆実験に成功
  • 1949年:3分前
    • ソ連が核実験に成功
  • 1947年:7分前